漠然とした不安な夜

気持ちが、急に沈んでしまう夜がある。

理由があるようで、ないようで、自分でもうまく説明できない。ただ、何をしてもうまくいかない気がして、全部が空回りしているように感じる。

そんな夜は、「生きていても意味がない」とまで思ってしまうことがある。

本当はそんなふうに考えたくないのに、気づいたらそういう方向に引っ張られている。

楽しいことも、嬉しいことも、笑うことも、いらない。

そう思ってしまうのは、たぶん、もう傷つきたくないから。

悲しみたくないし、泣きたくもない。

何かを期待して、また落ち込むのが怖い。だから最初から、何も感じないでいられたらいいのに、と思ってしまう。

私はよく、生い立ちのせいにする。

過去の出来事が、今の自分に影響しているのはきっと本当で、この不安や沈みやすさにも理由はあるんだと思う。

でも同時に、それは「今の自分」を説明できるだけで、「これからの自分」まで決めるものではないとも思っている。

このままで終わりたくない。

しんどさを抱えたままでも、少しずつでも、これからの自分は変えていけるかもしれない。そう思えたとき、ほんの少しだけ気持ちが前を向く。

あー、幸せになれる時って来るのかな。

ちゃんと安心できて、「大丈夫」って思える日が来るのかな。そんなことを考えながら、それでもやっぱり、幸せになりたいと思っている。

きっとこれからも、この気持ちがなくなることはないのかもしれない。

それでも、生きている限りは向き合っていくしかないし、その中で少しずつでも楽になれたらいいなと思う。

今日も、不安な夜だった。

でも、こうして言葉にできたことが、少しだけ自分を軽くしてくれた気がする。

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